診療報酬明細書を作成するコンピューターであるレセコンは、医師が使うのではなく受付やまたは歯科衛生士が活用することが多いです。だからこそ経営者である歯科医が把握していないことも多いのがレセコンです。
必ずといっていいほど操作に戸惑うようなことがあったり、もしくは訂正の仕方がわからなくなることも多いです。仮にそのままの状態で提出することになればレセプト請求として認められず、クリニックに報酬が支払われなくなることもありますので、けっして無視することができない問題です。
いろんな会社がレセコンに参入をしていますが、そのようなトラブルを事前に防ぐためにもサポート体制が充実していることをおすすめします。
操作がわからなくなったときにすぐに対応してくれるのはもちろんのこと、遠隔操作をして指南してくれたりとサポート体制が充実している会社も最近では増えています。
ただレセコンの導入をするのではなく、もしものときに頼れる会社を選ぶことをおすすめします。
歯科でレセコンが故障してしまった場合には、手書きで算定するかレセコンを新しく購入するかの2択です。
すべての会計を会計が手で行う事は生産的ではないので、早めに新しいものを用意するようにして下さい。スムーズな移行を考えるなら既存のものと同じか、似た機能をもった同じメーカーの品がおすすめです。
これを機会に最新機種や別メーカーのものを導入するのも良いですが、操作性が異なることもあるので機材を利用する会計側はもちろん、治療内容を入力する医師も新しい技術が必要になることは想定しておきましょう。
レセコンの導入は、購入の他にユーザー自身でカスタマイズが可能なクラウド型などもあります。レセコンは7~8年ごとに新製品への買い換え(リプレース)が必要とされていますが、買い替え不要なものもあるので運用費用を抑えたい時にもおすすめです。
故障していても、データを取り出せる状態であるのなら他社製から処置データの移行できるものもおすすめです。ネット上にデータを置けるサービスであれば、パソコンが壊れた場合でもパソコンの買い替えだけで済みますので自分にあったものを選ぶようにして下さい。